利便性の高い運行管理が、霊園の品格をさらに高める。

油山 平成御廟

福岡県那珂川市
油山 平成御廟

今回は福岡県那珂川市 油山 平成御廟様の送迎バスの位置情報配信サービスの活用事例のご紹介です。

目次

送迎バスの見える化がもたらす、新たな利便性と顧客満足向上への期待

VISH株式会社が、福岡県那珂川市の広大な霊園「油山平成御廟」様へお話を伺いました。今回の取材を通じ、送迎バスの運行状況をリアルタイムで公開することは、移動をスムーズにするだけでなく、利用者様の利便性を大きく向上させるものだと感じました。
バスの現在地が分かることで、利用者様はより計画的に、かつ安心して施設を訪れることができるようになります 。こうした取り組みが、施設全体の顧客満足度を高め、「選ばれる霊園」としての大きな強みに繋がっていくことを実感いたしました 。

送迎バスの見える化がもたらす、新たな利便性と顧客満足向上への期待

霊園としての品格に、明るく清潔な「心の公園」としての魅力を

福岡市に隣接する那珂川市に位置し、地域でも指折りの知名度を誇る「油山平成御廟」様は、テレビCMも展開されるなど、福岡を代表する霊園のひとつとして広く知られた存在です。最大の特徴は、霊園が本来持つ厳かな雰囲気に加え、まるで公園のような明るく開放的な魅力をプラスアルファとして備えています。
子供たちが遊びに来られるような親しみやすさと、ホテルのラウンジを彷彿とさせる高級感ある休憩スペースを完備されています。
無料のコーヒー提供や清潔なトイレ、エアコンの完備など、随所にホスピタリティが息づく施設です。現代のニーズに合わせた美観維持に日々努めています。

霊園としての品格に、明るく清潔な「心の公園」としての魅力を

「バスは今どこ?」現在地が分からないことによる、もどかしさと電話対応

導入以前、送迎バスの運行は土日祝日に限定しておりました。最大の課題は、運行中のバスが「今どこを走っているのか」を利用者様がリアルタイムで把握できなかった点にありました 。
同霊園は標高の高い山間部に位置するため、天候の影響を受けやすく、渋滞や路面状況による遅延が発生していました。利用者様から「バスはまだ来ないのか」という電話が入っても、ドライバーは安全運転のため携帯電話に出ることはできず、事務局側でも正確な現在地を案内できないもどかしい状況でした 。
特に足腰の弱い高齢の利用者様にとって、外でいつ来るか分からないバスを待つ時間は長く感じられ、バスの位置情報の共有に課題を感じてました。

「バスは今どこ?」現在地が分からないことによる、もどかしさと電話対応

きっかけは身近な「使いやすさ」。利用者様へのホスピタリティが導入を後押し

転機となったのは、去年の2月に実施した送迎バスの毎日運行化とルートの大幅な見直しが必要となりました。地下鉄沿線の路線を増やし、より都心を回るルートに変更したことで、公共交通機関との接続時間がこれまで以上に重要となりました。
検討のきっかけは、社内スタッフのお子様が通う幼稚園で「バスキャッチ」が導入されており、その利便性を直接知っていたことだったそうです。他社の位置情報システムも比較検討されましたが、操作画面の分かりやすさや、利用者様がアプリをインストールせずWebサイトを開くだけで確認できる手軽さが決め手となりました 。「利用者様のために」というホスピタリティ重視の姿勢が、導入の後押しとなりました。

スマホ一台で叶える「待たせない」工夫

導入後は、霊園の公式ホームページにバス現在位置確認用のWebサイトを連携させ、スマートフォンから誰でも簡単に運行状況を確認できる環境を整備しました 。
従来の時刻表ベースの案内から一歩進み、マップ上でバスのアイコンが動く様子を可視化したことで、利用者様は「今どこまで来ているか」を直感的に把握可能となりました 。
バス車内への案内掲示や、A4サイズのカラー時刻表にQRコードを掲載するなど、アナログな案内も併用して周知されています。
特にラウンジで待機される利用者様に対し、空調の効いた室内でバスの接近を確認してから乗り場へ移動できる仕組みを提供されていました。

スマホ一台で叶える「待たせない」工夫

バス増便と「安心」の可視化が利便性を高め、新たな問い合わせのきっかけに

導入後、運行便数の増加とリアルタイムなバス位置情報の提供が組み合わさったことで、利用者様の利便性が向上しました。
以前は遅延のたびに発生していた確認電話が減少する一方で、バスの利便性を評価された利用者様からの評判で、お問い合わせや見学の申し込みを多く頂くようになった点は大きな成果となりました。
スマホ操作に不慣れな高齢者の方からの電話であっても、社内スタッフがバスキャッチを見て「あと数分で着きますよ」と的確な案内ができるようになったことも、信頼感に繋がりました 。
何より、バスの状況が見える安心感が霊園の付加価値となり、選ばれる理由のひとつになっています。

さらなる利便性向上を目指して

今後は、利用者様へのさらなる周知徹底を図るため、バス車内やラウンジでの告知案内をさらにブラッシュアップする予定です。
具体的には、視認性の高いチラシの作成や、口頭での積極的な案内を通じて、より多くの方にシステムを活用していただくことを目指します。また、停留所付近にある喫茶店などの施設と連携し、待ち時間に店舗を利用してもらいながらバスの位置を確認できるような、地域を巻き込んだサービス展開も視野に入れてます。
車両ごとに設定できるバスアイコンをより識別しやすいデザインに変更するなど、初めて利用される方や高齢者の方でも一目で自分の乗るべきバスが見つけられるよう、細やかなカスタマイズを進めていくことを検討しています。

「もしも」の時もより分かりやすく。

山間部という立地条件ゆえ、冬場の積雪時などに発生する突発的な運休情報を、システム上でより目立つ形で表示できる機能への期待をしています。
また、現在の位置情報に加え、「あと何分で到着予定か」という到着予測機能など、さらなる機能拡張を検討しています。

油山 平成御廟様、本日はお忙しい中貴重なお話をありがとうございました。

「バスキャッチライト」について詳しく解説した資料がございます。ぜひ一度ご確認ください。

取材日時 2026年1月

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